天然のよしずと昔ながらの平釜で炊き上げる
手間暇かけて作った奥能登珠洲の塩
能登では古くから日本海のミネラル豊富な海水を利用した塩づくりが行われてきました。
多くはテレビドラマでも紹介された「揚げ浜式塩田製塩法」と言われる、海水を砂浜(塩田)に撒き天日で8時間程度乾かして、かん水(塩分濃度を高めた海水)を採る製塩法です。
一方、こちらの『珠洲の塩』は「揚げ浜式塩田製塩法」を発展させた「流下式塩田製塩法」と言われる製塩方式で作られております。
天然のよしずと昔ながらの平釜で炊き上げる
効率的で衛生的な「流下式塩田製塩法」
「流下式塩田製塩法」は沖合50メートルの海水を取水するところから塩作りが始まり、ポンプで屋内へ海水を運び、運ばれた海水を天井から吊るされた天然のよしずに噴きかけます。
海水がよしずを伝わって下に流れる間に水分が蒸発し濃度が高まっていき、濃度が高まった海水を4ヵ所のフィルターを通して集めて再度よしずに噴霧します。(晴れた日の早朝に眺めると天井から差し込む天日と霧が織りなす幻想的な風景が見れるそうです)
この循環を7日~10日ほど繰り返し塩分濃度を約10%~11%に高めたかん水を採ります。
このように屋内施設で濃縮させることで、日本海の厳しい冬の間でも塩作りが可能となり効率的で衛生的な日本海の海水100%のかん水が出来上がります。
昔ながらの平釜で炊き熟練の職人の目で見極める!
続いて「荒炊き」から「仕上げ炊き」そして「塩の釜揚げ」と工程は続いていきます。
ここからの工程は昔ながらの平窯を使用して職人の手作業となります。
荒炊きではかん水を2日~3日かけて煮詰めていき濃度を20%以上にします。ここでは白く良い塩が出来るように丁寧な灰汁取りが欠かせません。
仕上げ炊きでは煮詰めたかん水を「ろ過機」にかけて不純物を取り除き、約25時間ほどかけてゆっくりと煮詰めていきます。塩の結晶の山が出来始めたら熟練の職人の方が塩の色や粒などを見ながら、釜揚げ工程へのタイミングを見極めます。
トンボで塩をかき集めて1週間ほどかけてニガリ液を切り、異物混入が無いか最終確認すると「珠洲の塩」の出来上がりです。
お料理に合わせて色々な種類から選べる!
彩り鮮やかな塩の数々!!
彩り鮮やかな塩の数々!! | お料理に合わせて使い分けてみませんか? |
♥ 能登半島 珠洲の桜塩 | 能登の梅干しのエキスに3ヶ月漬け込み乾燥させた、ほんのり酸味の効いたお塩です。おむすびや天ぷらにお勧めです! |
♥ 能登半島 珠洲の竹炭塩 | 三年物の青竹に塩を詰め込み実際の炭焼き窯で三日三晩焼き上げました。辛みが少なくお刺身や焼肉などにお勧めです! |
♥ 能登半島 珠洲の中島菜塩 | 中島菜の香りと風味が感じられる緑色の鮮やかなお塩です。焼肉やパスタ料理にお勧めです! |
♥ 能登半島 珠洲の藻塩 | 海藻の成分であるヨード、カルシウム、カリウム、マグネシウムなど多くのミネラルを含んでおり、体の塩分濃度をコントロールしてくれます。
お漬物、サラダ、煮物、鍋物と万能です! |
♥ 能登半島 珠洲の結晶塩 | 気温や湿度がごく稀に揃った時に出来上がる希少な塩です!食感もパリパリと音がするくらい歯ごたえが有り美味しいです。お酒のつまみやステーキなどにお勧めです! |
♥ 能登半島 珠洲の塩 | 海水純度100%の純白な一番釜の塩です。甘味が有りさっぱりとした味で様々なお料理の素材を邪魔しないシンプルなお塩です! |
贈りものにも最適
身体に優しく見た目も鮮やかなお塩を大切な人に!!
能登の梅と紫蘇のエキスに漬け込んだ、ほんのり酸味の効いた「ピンク」の『桜塩』や
能登の野菜「中島菜」で作った緑鮮やかな『中島菜塩』などお好みのお塩を選んでギフトボックスを作ってみませんか?
合わせるお料理を想像して!または見た目重視で!など、3本単位で組合せ自由です。
贈り物や各種イベントの景品にも最適です!
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