小木港最大の船
2007.11.16
この日、小木港から1隻の船が出漁しました。
その船、「第八白嶺丸」は総トン数276トン。現在「独立行政法人 水産総合研究センター 開発調査センター 」(FRA)の調査船として活躍しております。
その所属先が示すとおり、この船の目的は主として商業目的ではなく、「地球規模でイカの漁場を探す」のが役割であります。
ただ、この船が調査目的で操業して釣り上げたイカは遠く八戸や函館で水揚げして市場に出回るので、厳密には商業目的ではないと言い切れないかもしれません。
この小木船籍では最大の「第八白嶺丸」小さな小木港の中では大変巨大に見えます。実際、全長で約70メートルほどある船体はイカ釣り漁船にしては巨大で、1回の航海で冷凍イカを8キログラムに固めたブロックで6万ケース!以上積み込むことが可能です。
今回のこの船の目的地は「ペルー沖」つまりは地球の裏側であります。過去にもニュージーランドやオーストラリアなど、地球規模での航海を行っている「第八白嶺丸」次回小木港に戻ってくるのは半年以上先の話です…