いしりを育む九十九湾は緑深し
2008.08.26
夏も終わりに近づき、涼しい風が能登に吹いてきました。
カネイシが「いしり」を製造する九十九湾は、深い緑に覆われております。
カネイシがいしりを製造、貯蔵する九十九湾は、
国定公園に指定されている風光明媚な場所です。
リアス式海岸で入り江が外海の奥まで入り込み、外海がどんなに時化ていても
入り江の奥は、湖のように水面が穏やかであります。
入り江の両脇は、すぐに切り立った斜面になっており、新緑の春先から
九十九湾は深い緑に覆われます。
今年仕込まれた「いしり」は梅雨時の最も劇的な発酵期間を過ぎ
静かに、そしてじっくりと熟成する期間に入りつつあります。
そしてもう約1年、熟成期間を経た後、円熟味のある「いしり」として
出荷されていきます
カネイシの「いしり」は能登の風土、そして緑豊かな九十九湾の風土とともに
熟成を重ね、深い味わいの魚醤になっていきます。