ニューヨークのトップシェフがカネイシに来店しました
2009.02.24
ミシュランで3つ星を取り続けている
ニューヨークでも最も人気の高いレストラン3店のシェフが
カネイシにやってきました
各シェフを紹介しましょう
私が右端で、私の隣からエディ・レルー(EddyFrancisLeroux)氏
ニューヨークのレストラン「ダニエル(Daniel)」の副料理長です
レストラン・ダニエルは1993年創業、
創業当時からニューヨークタイムズ紙で4星、ミシュランで3星を取り続け
ヘラルド紙による「世界トップ10のレストラン」にも選抜される
ニューヨークを代表するフレンチレストランであります
真ん中のシェフはクリス・ミューラー(ChristopherJamesMuller)氏
ニューヨークのレストラン「ル・ベルナダーン(Le・Bernardin)の
オーナーシェフ、エリック・リペア氏に次ぐ副料理長です
ル・ベルナダーンは1972年創業
1986年からニューヨークタイムズ紙で4星、ミシュランで3星を取り続け
ニューヨークの高級レストランの中でも、特にシーフードを得意とする
高級レストランとして絶大な人気を誇り、
ニューヨークで「最も予約の取りにくいレストラン」の一つであります
最後に左端のシェフはセドリック・フォンゲリヒテン(CedricVongerichten)氏
氏の父親、ジャン・ジョルジュ・フォンゲリヒテン氏がオーナーシェフを務める
ニューヨークのレストラン、「ジャン・ジョルジュ(JeanGeorges)」の
スーシェフ(副料理長に次ぐ地位)として活躍中です
レストラン・ジャン・ジョルジュは1997年創業
創業当時からニューヨークタイムズ紙で4星、ミシュランで3星を取り続け
伝統的なフランス料理を提供するレストランとして絶大な人気を誇るそうです
上掲の通りオーナーシェフのジャン・ジョルジュ・フォンゲリヒテン氏は
1998年、アメリカの料理界で最も権威のあるジェームス・ベアード財団による
「ニューヨーク・トップシェフ・アワード」を受賞、プロのシェフからも
別格の存在とされる一人だそうです。
そんな、ものすごいシェフの皆さんが何をしにカネイシにやってきたかというと
石川県の招きで来県し、能登の風土、文化、料理に触れるにあたり
「いしり」の貯蔵施設を見学し、実際に「いしり」をテイスティングされました。
いしりは塩分濃度が高く、独特のクセがあります
そんな食材を外国人の方がすんなりテイスティングできるだろうか?
私は内心心配でしたが、実際ニューヨークではタイの「ナンプラー」も
食材として多用しているそうで、カネイシのイカいしりは
「奥の深い味わいでナンプラーよりもクセがない(通訳談)」との評価をいただきました
シェフの皆さんはは提供したサンプルを「是非新しいジャンルに試してみたい」と
言ってみえました。私自身、行った事のないニューヨークにカネイシの「いしり」が
先に行ってしまいました。
今回訪問された新進気鋭のシェフたちが、どのような料理を提案されるか
とても楽しみであります。