気温の低い日々が続きました
2010.05.15
「日中の気温は、平年より~℃低いでしょう」と、いう天気予報が今年は
あたり前のように報じられておりますが、本当に寒い日々が続きました。
去年の初め頃までは、地球温暖化による気温の上昇が懸念されて、それを裏付けるように
例年を大きく上回る熱い日々が続いておりましたが、それと真逆の寒い日々が続いております。
ただ地球規模でみると、人類の排出する二酸化炭素によって
確実に温暖化は進んでいるそうで、世界の別の場所へ行けば、茹だるような
暑さが続く地域も存在するのも事実だそうです。
連休明けの能登半島小木港。
カネイシの前は、一面濃い霧に包まれております。
これは冬の期間中に冷却された海に、温かい空気が急激に流れ込むと発生する霧で、
能登半島ではこの時期に見られる現象です。これとは逆に、夏の気温上昇とともに
温められた海に、冬の日本海特有の冷たい季節風が吹くと、
今度は海から大量の湯気が立ち上り、
巨大な露天風呂を眺めているような光景が広がります。
この霧は午前中に納まりましたが、地球規模での循環サイクルを
目の当たりにした小木港でありました。