例年にない猛暑が続いたかと思ったら、わずか３ヶ月で
本格的な寒波の到来。季節の巡りは本当に早いものです。

２０１０年、今年もあと１５日足らずとなり、おかげさまでカネイシでは
お歳暮のお客様からの御注文を賜っております。
昨日は朝方の気温はそれほど低いとは思わなかったのですが、
日が傾くにつれてグングンと気温が下がり、小木港では気温のほうが
海水温よりも低くなってしまうことによって発生する「海霧」の現象が
みられました。

＊画像をクリックすると拡大します。
あっという間であった今年を振り返ってみれば・・・
今年の小木港は、この「高い海水温」に泣かされた１年でありました。
温暖化が原因か、直接の要因としては「偏西風の蛇行」が原因とされた
今年の猛暑。この猛暑によって日本国内の水産業は、ほぼ100％近くが
大きな影響を受けました。
小木の船凍イカ釣り船も夏場は殆ど小木には戻らない日々が続きましたが
秋口からここへきて、やっと小木に戻ってくるようになりました。

浜揚げを待つ小木のイカ釣り船（クリックで拡大）
たぶん、未だに海水温は例年よりちょっと高めだと思います。
その分寒くなれば今年の海霧は、いつもの年より濃い日々が
続くと思われます。