能登ふぐの一夜干し
2011.04.06
能登半島七尾湾で水揚げされた新鮮なフグを、能登小木港沖で取水した海洋深層水で味付けし、天日干しで仕上げました。
カネイシのある能登町は、能登半島内浦海岸に面しており、目の前には富山湾が広がります。
能登半島一帯で獲れた鮮度のいいフグを、カネイシでは小木港沖で取水した「能登海洋深層水」の原水を使って下味付けをし、干して仕上げました。
石川県の天然ふぐ類漁獲量は全国1位を記録しました。全国市町村別でみても、上位10位以内に石川県の市町村が3カ所エントリーしています。お隣富山県の氷見市も全国3位に入っており、能登近海ではたくさんの天然ふぐが漁獲されていることがわかります。
画像のフグを見ていただければわかるとおり、身が透き通っておりますが、これはフグ自体の鮮度がとても高い証拠であります。また、たて塩に使う海洋深層水には干物の味を柔らかくする効果があり、仕上がったフグの一夜干しを炙って食べれば、海洋深層水の汐風味と柔らかい触感が口の中いっぱいに広がります。
カネイシが自社で製造する水産加工品は、天然由来の原材料で作られておりますが、この「フグの一夜干し」も、能登で獲れた魚を能登の気候風土で作り上げた「能登の逸品」であります。