海洋深層水仕込み イカの一夜干し
2007.03.22
能登半島、小木沖で取水された海洋深層水で仕込んだイカの一夜干しです。
カネイシのある小木港は能登半島の中でも海底が少しの距離で急激に深くなる地形です。
(小木港の海岸から約3.7キロメートル沖に出ると、水深が320メートルに達します)
海洋深層水の特徴としては表層水と比べ「清浄性」「富栄養性」「熟成性」「ミネラル特性」「低温安定性」などが優れており、『能登海洋深層水』は「日本海固有水」と言われている日本海内で循環している水深300mより深いところにある深層水です。
この海洋深層水を利用してイカの一夜干しを作ると、味全体が丸みを帯び(例えば入れたてのお風呂はなんとなくお湯が硬くてリラックスできないけど、しばらくするにしたがってお湯がやわらかくなる感覚です…)小木で荷揚げされた船凍イカの旨みを引き立てます。
カネイシではこの商品を製造する際は、品物の鮮度を保つために早朝より作業を開始します。
(イカを開いて乾燥工程を経て包装するまでの時間的ロスを防ぐためです)
能登町で設立された「能登海洋深層水協議会」でカネイシのイカの一夜干しは
正式に認定されております
この「海洋深層水仕込みイカの一夜干し」まさに能登の汐の風味を醸し出しております。